乳酸菌とビフィズス菌に関する3点の違いとは

乳酸菌とビフィズス菌に関する3点の違いとは

乳酸菌は、たまにビフィズス菌と比較されます。その2つは同じ菌類だと解釈している方もいらっしゃるようですが、別の菌類になります。そしてその2つは、もちろん色々な相違点があるのですね。主な違いとしては、3つあります。

 

居住できる場所に関する違い

 

まず1つ目の違いなのですが、そもそも居住環境が全く異なります。
乳酸菌の場合は、多彩な所に生息しているのですね。基本的には動物の腸内などに生息をしているのですが、乳製品や漬物の中などにも含まれています。主に発酵食品の内部にてその菌類が生きている訳ですね。

 

それに対してビフィズス菌の場合は、発酵食品の中には生息していないのです。基本的に動物のお腹の中に生息をしているのが、ビフィズス菌になります。つまり乳酸菌の方が、幅広い場所に生息できる訳ですね。
それと2つ目の違いとしては、酸素の有無です。まずビフィズス菌の場合は、酸素があると問題なのです。なぜならその菌類の場合は、酸素がある場所では生息できない構造になっているのですね。一部の動物のお腹の中には酸素が無いのですが、それでビフィズス菌は生息する事ができる訳です。

 

ところが乳酸菌の場合は、酸素があっても特に問題は無いのです。前述の漬物などの発酵食品の中には、酸素などは大いに含まれているのですが、そのような場所でも生息をする事ができます。

 

生産する物質に関する違いもある

 

そしてその2つの菌類は、生成する物質に関わる相違点もあるのです。まず乳酸菌の場合は、基本的には乳酸のみを作ることになります。ですので乳酸という名前が付いているのですね。

 

そしてビフィズス菌も、乳酸を作る事自体は可能なのです。ですので両者は、乳酸を作るという意味では共通しているのですね。ところがビフィズス菌の場合は、乳酸の他に酢酸も作ることができます。ビフィズス菌が乳酸菌と比べて居住できる場所が限られているのですが、その分生成する物質は多彩なのですね。

 

酢酸は人間の身体に対してかなり大きな役割を果たすのですが、その1つがO-157です。とても怖い大腸菌の1つなのですが、それは常に毒を発しているのですね。ところが酢酸は、その毒物を吸収してくれるのです。ですのでビフィズス菌がお腹に生息しているば、O-157による悪影響を受けづらくなります。私たちが乳酸菌を摂取するとお腹にてビフィズス菌が増える訳ですが、実はそれはお腹の中の毒を減らす役割がある訳ですね。

 

ですのでそれら2種類の菌類は、居住環境と酸素と生成物質に関する違いがある訳です。
出典>乳酸菌で体質改善!免疫アップで風邪、インフルエンザ知らず